看護部ブログ
2023.07.21
7月 『看護過程Ⅰ』『ソーシャルスキルトレーニング②』研修

 7月4日・13日に『看護過程Ⅰ』『ソーシャルスキルトレーニング②』研修を開催しました。
 『看護過程Ⅰ』では、ヘンダーソンの看護理論に基づいた看護過程について学びました。研修生からは「ヘンダーソンの項目に沿って患者さんを分析することを意識して関わりたい」「不充分な点を見つけ、どんな看護が必要なのか考えることが出来た」との声が聞かれ、看護実践に活かせる学びとなりました。
 『ソーシャルスキルトレーニング②』では、対人関係を営みやすくするためのスキルについて理解を深めました。実際に現場での対人関係で戸惑った事例を持ち寄り、グループ毎に目標行動と必要なスキルを抽出しロールプレイを行いました。研修生からは「先輩の立場としてロールプレイを行うことで自分も意識しなくてはならないことを再確認した」「相手も自分も不快にさせないようにコミュニケーションをとるようにすることを学んだ」「困ったことを素直に伝える、枕詞の活用、ほかの人にも助けを求めていいことを学んだ」という意見が聞かれました。11月に行われるソーシャルスキルトレーニング③研修までに、演習で習得したスキルを現場で実践する予定です。

2023.07.12
6月 膀胱内留置カテーテル(演習)研修

 6月30日に『膀胱内留置カテーテル(演習)研修』を開催しました。ナーシングスキルで手技動画を視聴後、シミュレーターを使用し実際に膀胱内留置カテーテル挿入を行いました。清潔に膀胱内留置カテーテルを挿入する方法や、カテーテルの固定方法、患者さんの苦痛や羞恥心への配慮について学びました。
 研修生からは「清潔と不潔を意識して行うことが大切」「カテーテルを挿入する長さに注意して行う」「深呼吸を促し、リラックスしてもらう声掛けが必要」などの声が聞かれました。

2023.07.12
6月 フィジカルアセスメントⅠ-②研修

6月20日、23日にフィジカルアセスメントⅠ-②研修を開催しました。夜勤が開始となり、新人看護師が一人で患者さんの病室へうかがう機会が増えてきます。そのため、患者さんを正しい方法で観察し、異常を発見する能力を身に付けることが求められます。
 今回の研修では、フィジカルイグザミネーションと生命に危険な徴候を察知するためのABCDEアプローチの思考を学ぶ機会としました。研修生はフィジカルアセスメントに必要な知識や解剖生理、迅速評価、一次評価についての講義を受けた後、想定された患者さんについて、机上シミュレーションを行いました。
 研修生からは「何を観察しどのようにアセスメントしたらいいか理解することができた」「ABCDEに沿ってアセスメントし、状態を判断する」「異常音と正常音を聴き分け、どんな異常が起きているか考えられるようになった」といった声が聞かれ、患者アセスメントの理解が深まった様子でした。

2023.06.29
6月 『口腔機能管理(嚥下・口腔ケア)』『摂食嚥下』『食事介助』研修

 6月16日に『口腔機能管理(嚥下・口腔ケア)・摂食嚥下・食事介助研修』を開催しました。
 『口腔機能管理(嚥下・口腔ケア)』では、歯科医師より摂食嚥下の基礎知識、嚥下機能障害と誤嚥性肺炎、嚥下機能の評価方法等について、歯科衛生士より口腔ケアの基礎知識や口腔ケアの手順について学びました。研修生からは「経口摂取をしていなくても、肺炎予防のために口腔ケアが必要であることがわかった」「患者さんにあった物品を使い分け、力加減に注意しながら行うことが分かった」といった声が聞かれました。
 『摂食嚥下』では、摂食・嚥下障害看護認定看護師より摂食や嚥下に困難を抱える患者さんの観察ポイントと評価方法について、『食事介助』では言語聴覚士より誤嚥を予防する姿勢と介助方法について学びました。研修生からは、「目線を合わせ、患者さんにあった一口量やペースで介助していくことがわかった」「患者さん一人一人に合った食事姿勢を考えていきたい」などの声が聞かれました。歯科大学附属病院ならではの専門的な知識を身に付けることができ、今後の看護に活かしていって欲しいと思います。

2023.06.29
6月 膀胱内留置カテーテル講義・糖尿病基本講座Ⅰ

 6月6日に新人看護職員『膀胱内留置カテーテル講義・糖尿病基本講座Ⅰ研修』を開催しました。膀胱内留置カテーテル講義では、膀胱内留置カテーテル管理に必要な知識を学びました。糖尿病基本講座Ⅰでは、慢性疾患看護専門看護師から、糖尿病患者さんの治療や看護について学びました。
 研修後のアンケートでは、「患者さんの理解度に沿った指導をしていく」「指導するのではなく支援をしていく」「間違った事を否定せずに患者さんに寄り添って言葉掛けをしていく」などの意見が聞かれました。