患者さんの小さな変化を見逃さない観察眼をもち、
一人一人の気持ちに寄り添った看護を

2022年入職

泌尿器科・内科・皮膚科看護師

和洋女子大学卒

当院を選んだ理由

理由は2つあります。1つ目は先輩方の温かい雰囲気です。実習の際に意識のない患者さんに対しても積極的に声を掛けながらケアを行っている先輩方の姿を目の当たりにしました。患者さんにはもちろん、私たち学生に対しても質問に丁寧に答えてくださるなど優しく接していただき、このような先輩方の下で働きたいと思いました。
2つ目はPNSを取り入れていることです。先輩看護師とペアになって働くことにより、疑問点をその日のうちに解決することができます。また、経験の浅い技術もお手本とさせてもらい、熟練させることができると思いました。

実際に働いてみての感想

当院は教育体制がしっかりしていると感じました。定期的に行われる研修や勉強会があり、技術や知識を身につけることができます。PNSでは先輩看護師と共に行動することにより、業務の優先順位や患者さんとの適切な接し方、観察のポイントなど多くのことを学ぶことができます。初めての技術も個々のペースに合わせた指導をして下さり、その都度フィードバックをいただけるため、1年目でも自立してできる技術がたくさん身に付き、とてもやりがいを感じています。

患者さんとの関わり方で印象に残っていること

私は患者さんとのコミュニケーションを大事にすることを心掛けています。
関わった患者さんの中で、寂しがり屋な性格の患者さんがいました。現在はコロナ禍で面会制限もあるため、家族と会えないことがストレスにも繋がっているようでした。そんな中で1番近くに居て関われるのは私達看護師だと思い、寂しい気持ちや不安な想いを傾聴する時間をつくりました。患者さんの表情が少しずつ明るくなっていき「話聞いてくれて本当にありがとう、気持ちも楽になったから頑張るよ」と言っていただけたことがとても嬉しく思い、印象に残っています。日々複数の患者さんと接する中で、傾聴する時間を設けることは患者さんの不安の軽減や治療に対する意欲の向上にも繋がり、とても大切だと感じました。

今後どんな看護師になりたいか

患者さん一人一人の気持ちに寄り添った看護を実施し、患者さんの心の支えになれるような看護師になりたいです。すべての患者さんが自分の想いを表現できるわけではないため、日々状態を観察していく中で表情から想いを汲み取ることや、触れ合うことで安心感を与えるなど、各々の必要性を考えた看護を提供したいと考えています。そのために十分な知識と技術はもちろんのこと、観察眼が必要不可欠であると思います。日常の業務から先輩をお手本に多くのことを学び、小さな変化も見落とさないように日々努力していきたいと思います。

学生さんへ一言

今後看護師として働く上で1年目に受ける教育は大切だと思います。私はコロナ禍で学生時代の実習がほとんどなくなってしまい、臨床での患者さんとの関わりが浅く、とても不安な状態で就職しました。しかし、メンターとクリニカルコーチがいるため、困ったことがあればいつでも相談でき、心身ともにサポートしていただけるので、自信を持って安心、安全な看護を提供することができます。このように当院は職場環境が整っているため、看護師として着実に成長していくことができると思います。私のように実習経験が浅く不安な方もいると思いますが、就職後に多くのことを学ぶことができるので心配しなくて大丈夫です。一緒に楽しく働きましょう。