部署内外の充実したサポート体制の中で
自分のなりたい看護師像を目指す

2022年入職

脳神経外科・精神科・神経内科看護師

千葉県立保健医療大学

当院を選んだ理由

当院を就職先に選んだ理由は、実習の際に関わってくださった指導者さんが私の目線になって一緒に看護について考えてくださったからです。病棟内は忙しく、多くの業務に追われていましたが、そのような中で指導者さんは私の考えをきちんと受け入れてくれ、患者さんとどのように関わるべきか、コミュニケーションのとり方などの一つ一つを共に考えてくださいました。また、指導者さんだけでなく、スタッフ全員が笑顔で働いている印象があり、明るい雰囲気にも惹かれました。このような経験から当院で働きたいと思いました。

実際に働いてみての感想 

当院はパートナーシップナーシングシステムを取り入れているので、ペアで受け持ち患者さんの状況をみていきます。先輩から多くの技術や観察のコツを学ぶことができる反面、自分自身が積極的に動こうとしないと成長することができません。自分が判断したことを伝えたり、業務の分担を先輩に提案することはまだまだ難しいですが、2人で協働することで患者さんが療養生活を安心、安全、安楽に過ごすサポートができます。院内で開催される新人教育研修だけでなく、病棟内でも新人の教育体制がしっかりしています。毎月目標を立てて、先輩方と業務の振り返りを行い、次の業務へどう活かしていくかを考えることは自身の成長につながっていると感じています。初めはできないことばかりに目がいってしまい、気持ちが落ち込むこともありましたが、先輩方はできたところを認めて声をかけてくださるので、自信を持って業務を行うことができます。

患者との関わりで印象に残っていること 

入職して1ヶ月経った頃に受け持った患者さんとの関わりが印象に残っています。
私と同じ年代の女性で、病棟看護師全員の名前を覚えていました。お会いすると必ず名前を呼んで声をかけてくれ、まだ仕事に慣れていない私に元気を与えてくれる存在でした。
退院前には病棟職員一人ひとりにメッセージを作って渡してくれました。入職して間もない頃だったので、この患者さんに対してできることは少なかったのですが、いただいたメッセージの中には私の行なった処置に関する感謝の思いが書かれていて嬉しく思いました。この経験を経て、より患者さんのために何かできることはないかと考えるようになりました。

今後どんな看護師になりたいか

患者さんは看護師のことをよく見てくださっています。名前を覚えてくださり、処置の時についていたことなども覚えていらっしゃいます。だからこそ、私は患者さんに明るく、笑顔で接し続けたいと思います。入院生活は普段の環境とは大きく変わる上に、心身ともに不安定な状態であるため、大きなストレスを感じます。また、コロナ禍で家族との面会も制限されている現状があります。そこで私たち看護師は、患者さんの気持ちに寄り添い、信頼関係を構築していけるように関ることが必要です。そのためにも私は常に笑顔で明るい看護師でいたいです。

学生さんへ一言

学生さんの中には、実習で実際の医療現場をみて「本当に自分は看護師になれるのだろうか?」と思い悩む人もいると思います。自分の行う行為が相手の命に関わるという責任の重い仕事であるため、私自身もそう思っていました。しかし、1人で看護を行っていくわけではありません。信頼できる先輩方、仲間がいます。看護師だけでなく、医師、薬剤師、理学療法士、栄養士など、多職種が連携して患者さんの入院生活を支援しています。
わからないことばかりですが、多くの人との協力があって私自身も成長させてもらっています。院内、病棟内の新人サポート体制がしっかりしているので自分のなりたい看護師像に近づける病院だと思います。