看護体制
質の高い医療を目指した
安全で安心な看護が実践できる体制

 当院看護部では、誠実に患者さんにより添いながら、看護スタッフ、専門・認定看護師が協力体制を整え、きめ細やかな看護に取り組んでいます。また、パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)の導入、電子カルテシステム、患者誤認防止システムなどの最先端技術を導入した情報管理など、患者さんが、安全・安心の中で医療・看護が受けられるような、環境づくりに心がけています。

看護体制

パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)

 パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)は、看護師が安全で質の高い看護をともに提供することを目的に、日々の看護ケアを2名の看護師で行う看護方式です。ペアで業務を行うことは看護師の業務の効率化、負担の軽減だけではなく、看護師にとっても、患者さんにとっても、「安全」「安心」につながっています。

  •  全体の申し送りの後、夜勤の看護師から受けた報告をもとにペアの担当の患者さんに関する情報を交換しながら行動計画を立てます。

  •  2人で患者さんを訪問。検査や処置など一日の予定を伝え、安心して過ごせるようコミュニケーションを取ります。

  •  行動計画に沿って2人で確認しながら看護業務を行います。1人で行った業務は、必ず報告し、情報を2人で共有します。また、患者さんの状態を午前、午後の2回リーダーに報告します。

  •  担当患者さんの情報を申送り、交代で休憩をとります。休憩終了後、患者カンファレンスに参加します。ペアと2人で午後の行動計画を見直します。

  •  一日の看護業務が計画通りに実施できたか最終確認し、夜勤者に引き継ぎます。