看護部ブログ
2019.02.15
新人看護職員研修 PNSマインドⅠ-②・終末期における患者と家族への看護

1月18日(金)に、PNSマインド研修Ⅰ-②・終末期における患者と家族への看護研修を開催しました。

【PNSマインドⅠ-②研修】 
 PNSの基本であるパートナーシップマインド「3つの心(自立・自助の心/与える心/複眼の心)」をもう一度振り返り、それらを支える3要素(尊重/信頼/慮る)、そしてパートナーシップが成立するための考え方について学びました。パートナー同士が補完し合うために、自分の強みを見つけ、相手の良い部分に着目する姿勢を持ち、自分が行動に起こせることは何か、それぞれ考えました。「自分の考えていることを言葉にする」「自分からコミュニケーションを図る」「感謝を伝える」などの意見が挙がり、積極的に関わろうとしている様子が伺えました。

【終末期における患者と家族への看護研修】
 緩和ケアにおける患者さんの全人的な痛みやケア、家族の心理状況やケアについて講義を受け、「家族にとって患者さんの最期の場面は一生心に残る」こと、「自己満足ではなく、患者さんや家族を尊重した関わり・ケアが大切である」ことを事例やグループワークを通して学びました。また、患者さんの生前の面影や家族にとっても「その人らしさ」を心がけながら、エンゼルメイクの演習を行いました。終末期における患者さんや家族に対し、自分は看護師として何ができるか、どう関わりたいかを考える機会となり、自分の看護観を深めることができたと思います。