看護部ブログ
2020.12.07
9月 新人看護職員 フィジカルアセスメントⅠ-②研修

 9月1日・10日に、フィジカルアセスメントⅠ-②研修を開催しました。夜勤が始まり、一人で観察や判断する機会が増えてきた新人には、患者さんを正しく観察し、異常を発見する力が求められます。今回は、救急看護認定看護師から、フィジカルアセスメントに必要な問診・視診・触診・聴診・打診の方法と、アプローチの進め方(迅速評価・一次評価)、心電図の基本的知識についての講義を受けました。研修生からは「患者さんを看る視点、考え方が理解できた」「測定機器がない状況でもどのような状態かの判断ができると分かった」などの意見が聞かれ、研修を通して理解が深まった様子でした。
 またシミュレーターを使用して12誘導心電図の装着や肺雑音聴取を実践し、技術を学びました。「急変時や医師から指示があった時に12誘導心電図をスムーズに装着できそう」「肺音の正常・異常の違いが聞き分けられたので活かせそう」という反応があり、今後、現場で実践する自信がついてきた様子でした。