看護部ブログ
2024.03.26
3月 新人職員研修 『目標管理について』 『1年目研修(ナラティブⅠ-③・フォローアップ研修④)』

 3月5日に『目標管理について』『1年目研修(ナラティブⅠ-③・フォローアップ④)』を開催しました。
 『目標管理について』では、看護部目標から部署目標が考えられていること、それをもとに個人目標を立案することを学びました。
 『1年目研修(ナラティブⅠ-③・フォローアップ④)』では、自分たちの看護の経験を共有する中で「言葉で表現しにくい患者さんの思いを汲み取りたい」「患者さんに寄り添い、安心できる看護を提供したい」など、看護観をより深めることができました。また、4月からの1年間をグループで振り返り、自分たちの成長を感じ、2年目に向けての目標を考えました。
 この1年間の研修風景や部署の先輩たちからの温かい言葉をまとめた動画を視聴し、心温まる時間を過ごすことができました。研修の最後には教育担当副看護部長より修了証を授与され、新人看護職員研修は全て修了となりました。1年間、頑張りました!

2024.03.26
1月 新人看護職員 『移植医療について』『角膜センターの役割』『終末期における患者と家族の看護』研修

1月16日『移植医療について』『角膜センターの役割』『終末期における患者と家族の看護』研修を開催しました。
『移植医療について』では、千葉県臓器移植コーディネーターの講義を受け、移植医療の概要、臓器移植法と臓器提供の意思表示とその確認について学びました。
『角膜センターの役割』では、角膜センター・アイバンクのコーディネーターから講義を受け、角膜センター・アイバンクの活動と角膜移植について学びました。
また、講義内では臓器提供者の家族や角膜移植を受けた方の動画を見て、その人たちの思いに触れることができました。
『終末期における患者と家族の看護』では、がん性疼痛看護認定看護師による講義を受け、緩和ケア、終末期における患者さんと家族のケア、看取りのケア、エンゼルケア、エンゼルメイクについて学びました。また、グループワーク・ロールプレイを行い、看護師として終末期を迎える患者さんやご家族に対してどのような関わりができるか、考えを深めることができました。
研修終了後、研修生からは「臓器提供は必ず行うものではなく、提供する・しないについての意思を示せるということを初めて知った」「看護師は疼痛コントロールだけでなく、話の傾聴や思いを受け止めながら寄り添うことが大切だと思った」「悲しむことは当たり前のことだからこそ、残された家族が日常生活に適応できるよう支援していくことが大切だと学んだ」などの声が聞かれ、自身の看護を考える機会となりました。

2023.12.26
11月 新人看護職員 『SST③(ソーシャルスキルトレーニング)』『PNSマインドⅠ-②(パートナーシップマインドシステム)』『看護補助者との協働』研修

 11月7日、『SST③(ソーシャルスキルトレーニング)・PNS(パートナーシップナーシングシステム)マインドⅠ-②・看護補助者との協働』研修を開催しました。
 SST③研修では、ソーシャルスキルを実践した事例について、グループメンバーと共有しました。その中から1事例を選択し、より良いコミュニケーションの方法を話し合い、ロールプレイを行いました。
  PNSマインドⅠ-②研修では、パートナーシップ・マインドである「自立・自助の心」「与える心」「複眼の心」の3つの心について理解を深めるとともに、今後どのような行動を心がけていくか、グループで話し合いました。研修生からは「ペアで働いているということを意識し、思いやりや信頼、感謝の気持ちを持って行動する」「報連相や情報共有などコミュニケーションを図り、患者さんが安全に過ごせるようにしていきたい」との声が聞かれました。
 看護補助者との協働研修では、講義動画を視聴した後、協働していく上で大切にしたいこと、自身の行動目標をグループで共有しました。研修生からは、「やってもらって当たり前ではなく、感謝の気持ちを持つ・伝える」「一方的にお願いするのではなく、相手のスケジュールや都合などを確認する」「情報をわかりやすく伝え、患者さんの安全を守る」などの声が聞かれました。
 今回の研修では、パートナーシップ・マインドを高め、SST③研修で学んだソーシャルスキルを活かすことが、患者さんへの安全な看護の提供に繋がると感じることができたようです。チームとして、安全で質の高い看護ができるよう考えられていました。

2023.10.25
10月 新人看護職員研修『静脈注射看護師育成コース(基礎④)』『災害時の看護Ⅰ-②』『医療安全KYT』

 10月3日、12日に『静脈注射看護師育成コース(基礎④)』『災害時の看護Ⅰ-②』『医療安全KYT』研修を開催しました。
 静脈注射看護師育成コース(基礎④)研修では抗がん剤の知識やその安全な取り扱い方法、カテーテル由来の血流感染予防について講義があり、知識の確認として筆記テストを行いました。今後、実際に現場で経験することが増える内容であり、研修生から「患者さんに適切に投与されるよう観察項目を理解することが重要であると学んだ」「基本運用方法に沿って行う必要があることを学んだ」という声が聞かれました。
 災害時の看護では、勤務中に災害が発生した際の行動を、パズルを用いて学習しました。研修生からは、「状況によって優先順位が変わる」「どのような機器を付けているのか、認知機能、歩ける患者さんか、などを考えて動く必要があることを学んだ」という声が聞かれ、災害時の看護に対する関心が高まった研修でした。
 医療安全KYT研修では、危険が潜む場面の写真やイラストの事例を用いて、KYT(危険予知トレーニング)を行いました。グループごとにどんな危険が潜んでいるか、その危険が生じやすい背景はどんな状況かなどを話し合い、具体策を立て、明日からすぐにできる行動目標を、スローガンとともに考えました。研修生からは「危険を予め考えて行動することで、避けられる事故や患者さんを救える事柄があるのだと知った」「普段から、患者さんの周りを確認することが一番大切だと感じた」などの声が聞かれ、臨床現場に潜む危険を予測するとともに、患者さんの安全を守るための具体的な方法を考えながら行動することが必要であると感じたようです。

2023.10.25
9月 新人研修『フォローアップ③ ナラティブⅠ-②・マインドフルネス』

 9月19日、フォローアップ③ ナラティブⅠ-②・マインドフルネス研修を開催しました。最初に、アイスブレイクでゲームを行い、同期との楽しい時間に笑顔がこぼれました。その後、自身の経験を看護場面レポートとして振り返り、仲間と共有しました。研修生からは「様々な看護場面を共有することで、色々な関わり方があり参考になった」「患者さんに感謝されることが嬉しく、やりがいを感じた」「当たり前のことかもしれないが、患者さんの気持ちを受け止め傾聴することが大切なのだと感じることができた」など、日々それぞれの場所で奮闘する仲間の経験や思いを知り、やりがいや成長を感じることができた様子でした。また、グループメンバーと6か月目の目標を評価し、1年目修了時に向けた目標を立案しました。
 研修後半では、精神看護専門看護師によるマインドフルネスの講義を受け、不安を小さくする考えの見つけ方とボディスキャン瞑想を体験しました。研修生からは「アロマの香りが心地よくリラックスに繋がった」「自分の悩みや不安に対してどう向き合っていったら良いのか考えることができた」「ゆっくり自分と向き合うことで心を落ち着かせることができた」「頭がスッキリして気持ちの整理ができた」などの声が聞かれ、リラックスできる時間を過ごしました。