平成24年12月4日 新人看護職員の9ヶ月フォローアップ研修(シミュレーション研修)を院外研修施設で行いました。
『急変時の対応、BLS講習』では、意識レベルの確認、心臓マッサージや気道確保、AEDの取り扱いなど、4~5人に1名の指導者が入り、実技講習を受けました。
『多重課題トレーニング』では、部屋持ち看護師として「限られた時間の中、目前の多重課題に対し、どのように対応すべきかを考えながら行動できる」を目標に、仮説の実践場面で演習を行いました。場面はDVDに録画し、演習後に映像を見ながら振り返りを行い、今後の臨床場面で活かせるよう、先輩看護師からアドバイスをいただきました。
10月11日、3年目研修を開催しました。この研修は、「意図的な情報収集と看護過程を踏まえた個別的ケアが できる」を目的とし、昨年の看護過程Ⅱ(2年目研修)で学んだ事を活かし看護実践を行い、自己の評価・修正ができることを目標とし課題に取り組む研修で す。今日は同じ課題に取り組む仲間たちに、
1)その事例を選んだ理由
2)患者紹介
3)自分が行いたかった看護
4)実際に行った看護
研修生54名が11グループに分かれ、グループディスカッションを行いました。
9月21日にプリセプターフォローアップ研修(2回目)を開催しました。この研修の目的は、「プリセプティーの成長の確認」と、「1年目を見据えた指導計 画の調整」です。まず、事前課題として『プリセプティーとの関わりで、印象深かった出来事』をプロセスレコードにし、各自で振り返りをしてもらいました。 そのプロセスレコードをグループメンバーに紹介し、情報交換を行いました。そして、一人では考えられなかった指導方法や新人看護師との関わり方、声のかけ 方等・・・様々なアイディアをお互い出し合い、意見交換できたようです。不安に感じていた自己の指導方法やプリセプティーとの関わり方を、同じ立場の仲間 と共有でき、残り6ヶ月間、プリセプティーとともに自分も成長していこうという気持ちになれたようです。研修終了後アンケートより、「何もしなければ、何 も変わらない。失敗してもいいからアクションを起こすことが大切。」「一人でプリセプティーを育てなくてもいい。先輩や仲間達の力を借りて、みんなで育て ていこう。」という意見が聞かれました。プリセプターという役割を担う研修生達は、まだまだ自分のことに精一杯で、プリセプティーの指導やフォローに関 わっていくのは大変なようです。でも、そんな大変な状況でも、プリセプターの「プリセプティーは大切だし、何かしてあげたい。」という強い思いが伝わる研修でした。
今回は院外研修で、全員一緒にバスに乗って、秦野(神奈川県)まで行ってきました。途中、サービスエリアでお買い物&軽食を楽しみ、バスの中では久しぶりに会えた同期と話が盛り上がり・・・楽しい研修でもあったようです。