看護部ブログ
2014.07.01
平成26年度 プリセプターフォローアップⅠ研修

 先日、上記研修が開催されました。
当院では、新人看護職員を病棟スタッフ全員で育てていくという体制のもと、プリセプターには主にプリセプティーの精神的フォローを行う役割と位置づけています。いわゆる新人看護職員にとって一番近い、「お姉さん的存在」です。

 研修では、自分のプリセプティーの紹介、今までの関わりの中で印象に残っている場面、不安に思っていること悩んでいることなど、なんでも自由に話をしてもらいました。研修生たちはGWを通し、同じ立場の他メンバーたちが自分と似たような悩みや不安を抱えているのを知り、安心したようでした。さらに、他のプリセプター・プリセプティーとの関係性を知れたこと、自分の悩みに対し同じ役割を担うメンバーからアドバイスをもらえたことで、プリセプターとしての自己の役割を、前向き捉えることができたようでした。
「プリセプティーのお姉さん的な存在になりたい」「一番近くにいて、なんでも相談できる存在(相手)になりたい」「プリセプティーが積極的になれるように必要な時は支援し、時には待つ姿勢でいられる人。」など目指すプリセプター像は様々でしたが、皆、自分のプリセプティーのことを大切に思い、力の限り支えていきたい。一緒に頑張っていきたいという気持ちが伝わる研修でした。

 今回の研修で感じた研修生たちの気持ちや個々の思いを大切にし、今後もプリセプター達を応援していきたいと思います。 教育担当看護師長
2014.02.03
新人看護職員10ヶ月フォローアップ研修

『新人看護職員10ヶ月フォローアップ研修』が開催されました。
この研修では、看取りの看護について倫理的側面を含めた患者・家族のケアを理解できることを目標とし、緩和ケア認定看護師から『終末期における患者・家族のケア~看取りからエンゼルケアまで~』についての講義と、エンゼルメイク手技を学びました。
研修終了時のアンケートでは、「学んだ知識や技術を家族にとって一生心に残る出来事として『患者の最後の場面』で活用していきたい。」「その人らしさを大切に家族とともに看取りの過程を辿れるように支援したい。」「日常生活援助のなかで、患者や家族との信頼関係の構築を図りながら実践していきたい。」などの意見が多く聞かれました。

今回の研修では、「自分が大切にしたい看護とは?」を思い出し、「看護」について語りあう時間も持ちました。さらに、学生時代にそれぞれが学んだ「看護理論」をもとに「看護過程って?」「個別的看護とは?」について考えました。
3月に、入職してから今日までに関わった患者の中で一番印象に残っている場面をひとつ選び、ケーススタディーを行う研修が予定されています。
新人一人ひとりに、どんな体験・経験があり、何を感じたのか・・・? 
ケースレポートを通し、その思いと成長を知ることを楽しみにしています。 新人教育担当看護師長 太江田
2013.12.13
新人看護職員9ヶ月フォローアップ研修

新人看護職員が入職してから早いもので、8ヶ月が経ちました。一人で出来ること、また、先輩看護師の見守りのもと出来るようになってきたことなど、新人によりさまざまですが、受け持ち看護師として患者さんの前に立つ姿が、随分しっかりしてきました。4月から新人看護職員の様子を見守っている私としては、そんな新人たちの成長をうれしく思う今日この頃です。さて、今年も院外研修施設で『9か月フォローアップ研修(多重課題、急変時の対応)』を行いました。複数患者の受け持ち看護師として、「優先順位を考えながら行動する」という演習を、仮説の看護場面で経験します。一人一人の演習場面はDVD撮影し、演習後、グループメンバー全員で、場面の振り返りを行います。この研修は自分の行動パターンを客観的に観察し、出来ていること、自分に不足していることがわかり、明日からの臨床で達成できる自己課題を見つける時間でもあります。研修生それぞれに、今後の自己目標が立てられたようでした。

また、この研修では当院のICLSチームの指導を受けながら、①心肺蘇生実習(急変時の対応、胸骨圧迫・気道確保・人工呼吸)②AED講習も行いました。今後、患者の急変に遭遇したとき、初期対応として自分の取るべき行動が分かり、学びを深めたようでした。

久しぶりに会えた同期の仲間と、楽しいひとときを過ごせたようでした。 教育担当看護師長 太江田
2013.09.10
新人看護職員6か月フォローアップ研修

新人看護職員が入職してから早いもので6ヶ月目を迎えようとしています。今回の研修では、4月からの自分たちの学び、自信を持ってできるようになった事、自信がない、不足していると思う知識や技術など、ポートフォリオを用いて振り返りを行いました。そして、同期同士、今の悩みや不安に思うことなどを話し、思いを共有し、1年目に向け自己目標を設定しました。GWの様子から、部署により多少の違いはありますが、入職してから今日まで、様々な看護場面を通し、経験を積み、学びを深めてきたようでした。

今年も7月末から、夜勤のシャドーイングが始まっています。新人看護職員達にとっては、まだまだ緊張の毎日ですが、そんな中でも笑顔で患者さんの前に立ち、また先輩たちと楽しそうに会話をしている姿を見るたびに、6ヶ月間の成長を感じ、嬉しく思います。 教育担当看護師長
2013.07.10
新人看護職員「3ヶ月フォローアップ研修」

平成25年7月5日、『新人看護職員3ヶ月フォローアップ研修』が開催されました。

この研修は3ヶ月の振り返りを行い、6ヶ月目の自己 目標を立てることを目的とした研修です。事前のアンケートでは、「時間の管理がうまくいかない」「優先順位がつけられない」「報告・連絡・相談のタイミン グがわからない」といった共通の悩みや不安がありましたが、GWでは、研修生同士、お互いの思いや気持ちを話し、悩んでいるのは自分だけではなく、みんな 同じ悩みや不安があることが分かり、少し安心したようでした。また、久しぶりに同期全員が揃い、互いの近況報告をする中で、看護の喜びや楽しさも経験で き、業務に慣れない中でも頑張っている自分たちがいることに気づけたようでした。

今、 新人看護職員たちは、先輩看護師の指導を受けながら日勤では4~6名の患者の受け持ちを行なっています。6月末から夜勤のシャドーイングも始まりました。 今回のこの研修は、毎日、不安と緊張の中、頑張っている新人看護職員たちに「リフレッシュ」してもらう研修でもあります。
病院から皆でバスの乗って出かけ、お昼はバイキングで好きなものを沢山食べ、午後はエアロビ&ヨガを行いました。日々、頑張っている新人看護職員た ちがこの研修を通し、心も体もリフレッシュでき、明日からまた「頑張るぞ!」という気持ちになれるようにと願い、研修を終了しました。 教育担当看護師長