看護部ブログ
2022.06.30
2022.5月新人研修『血糖測定・皮下注射』

 研修生は、感染予防対策や薬剤の確認方法等、安全に実施をするための知識を学び、手順に則り5~6人のグループに分かれ先輩看護師の指導を受けながら演習を行いました。血糖測定は研修生同士で測定を行い、皮下注射はシミュレーターを使用して体験しました。研修終了後、研修生からは「規定の確認方法を行い、患者さんや薬剤、投与の指示を確実に確認することが必要」「患者さんに合った穿刺や測定部位の選択が大切だと学んだ」などの感想が聞かれ、血糖測定・皮下注射を安全に実施する方法について理解することができました。

2022.06.30
ようこそ、東京歯科大学市川総合病院へ

桜の便りが聞かれる季節となりました。新年度を迎え、看護部では全国から72名の看護職員を迎えることができました。4月5日から看護部新採用オリエンテーションが開始となり、研修生はまず、社会人としての心構えや看護職の接遇、身だしなみについて講義を受けました。その後フィジカルアセスメントやリハビリ・移乗・移送、褥瘡予防対策などの実践に則した研修を開始し、それぞれの部署へと配属になりました。
 これから患者さんやそのご家族との関わり中で学びを得ながら看護師として一歩ずつ成長し、看護に対する思いを形にできるよう病院全体でサポートしていきたいと思っています。

2022.06.28
新人研修 1年目フォローアップ

 3月1日に1年目フォローアップ研修を行いました。当日は、感染予防対策のためグループを部屋ごとに分け、オンライン研修に変更し実施しました。印象に残った看護場面を振り返り、お互いの看護観を共有する共に、また、入職からの1年間を振り返り、グループメンバー間でこれまでの頑張りや成長を認め合うことができたようです。2年目に向けては不安を抱える研修生もいたようですが、次年度へ繋がる貴重な時間となりました。研修の最後に部署で見守ってくれた先輩からのメッセージ動画を視聴し、研修生からは「嬉しかった」との声が聞かれました。

2022.06.28
新人研修 終末期における患者と家族の看護・PNSマインドⅠ-②

終末期における患者と家族の看護は、COVID-19の緊急事態宣言を受け、それぞれの所属部署で緩和ケア認定看護師による講義の動画視聴と、指導者による全人的苦痛やグリーフケア、エンゼルメイクのポイントについての講義を受けました。また、事例検討を行い、看護師として終末期を迎える患者や家族に対してどのような関わりができるか、考えを深めることができました。研修生からは「死に直面する家族にとってグリーフケアを適切に行うことで、家族も安心して患者さんとの残りの時間を過ごせると感じた」「悲嘆は起きることが正常であること、グリーフケアをしていくことで家族が日常へと戻っていけることを理解できた」などの意見が聞かれ、看護の視野を広げることができました。
 また、PNSマインドⅠ-②も同様に所属部署で動画を視聴し、改めてPNSマインドについての理解を深め、自分に必要なPNSマインドは何か、自分自身の今後の課題が何かを考えました。研修生からは「知識や技術を身に付け、自信をもって看護すること。また余裕のある行動と思考を持つこと」「コミュニケーションを取っていくこと」など、1年間を通して学んだパートナーシップの必要性とそれに基づいた具体的な課題を挙げることができていました。

2022.06.24
新人研修 フィジカルアセスメントⅠ-④、急変時対応Ⅰ-③

 12月7日・17日にフィジカルアセスメントⅠ-④・急変時対応Ⅰ-③研修を開催しました。今回の研修では、これまでフィジカルアセスメントⅠ-①~③で学んできたフィジカルイグザミネーションや急変時の評価方法を活用し、模擬患者に対して急変の場面での評価と観察、介入を演習します。同じ場面を用いて計3回の演習を行い、1回目では評価の方法がたどたどしかったり、必要な観察ができていなかったグループも、3回目では実際の急変の場面のように声を掛け合って素早く動けるようになっていました。研修生からは「少しの異変に気付いたり、ショック兆候がないかなど、急変兆候を早期に発見し対応したい」「研修前に急変があったときはわからなかったが今回の研修を行って理解した」と、起こり得る急変に対して意識を高めることができたようです。
 また、急変時対応Ⅰ-③研修では気管挿管の介助について演習を行い、必要物品と手順について理解することができたようでした。