看護部ブログ
2020.12.09
10月 新人看護職員 看護過程Ⅰ研修

 10月30日(金)に新人看護職員看護過程Ⅰ研修を開催しました。今回は、ヘンダーソンの14の基本的欲求、看護過程の構成要素とその考え方について事例を交えながら講義を受けました。研修生の苦手意識があったアセスメントの考え方については、事例を用いて6つのステップに沿って個人ワークを行い発表しました。研修生からは、「ステップを踏んで考えると分かりやすかった」「アセスメントを通して患者さんの全体像を理解していくことに繋がると思う」という意見が聞かれ、アセスメントの視点についての理解が深まったようです。

2020.12.09
10月 新人看護職員 医療安全KYT・夜勤時の過ごし方研修

 10月16日(金)に新人看護職員 医療安全 危険予知トレーニング(KYT)研修と夜勤時の過ごし方研修を開催しました。
医療安全KYT研修は、口頭指示と転倒転落の事例を用いてトレーニングシートに沿って、どのような危険が潜んでいるのか、患者さんの安全を守るための行動についてグループで検討し発表しました。研修生からは、「何が危険なのか常に意識して視野を広げる」「危険を考えて環境を整えたり患者さんと関わることが必要だと思った」という意見が聞かれ、学びが深まったようです。
 夜勤時の過ごし方については、夜勤や交代勤務による心身への負担や夜勤時の休息の取り方について講義を受けました。夜勤が開始されたことによる体調の変化や心身の疲労を実感している研修生がいましたが、「休憩中に眠れる工夫をする(音楽をかける、寝る前にスマホを見ない)」「夜勤の後は楽しみやご褒美を作る」という意見が聞かれ、セルフケアについても学べたようです。

2020.12.07
9月 新人看護職員 6か月フォローアップ研修

  9月25日 6か月フォローアップ研修を開催しました。新人は当院に就職して6か月が経ち、各部署で知識・技術の習得や、看護実践を積み重ね、毎日が過ぎています。自身の看護体験を振り返り、楽しさややりがいを実感し、成長と課題を明らかにすることを目的に6か月フォローアップ研修を開催しました。例年は、院外で体を動かしてリフレッシュを兼ねた研修を行っていましたが、今年は感染予防対策のため実施が難しく、院内での研修になりました。研修生からは「改めて振り返ると患者さんのために役に立てたことがあったと思えた」「忙しすぎて楽しさ、嬉しさをその場では感じられないことも、ゆっくり考えることで感じることができた」「同期の反応が嬉しかった」と研修が看護を振り返る良い機会になったようです。
 また、COVID-19の影響を受けストレスが高まっていることを鑑み、『心のトリセツ』と題して、当院精神科医師からストレスとの付き合い方について講義を受けました。研修生は「感情・行動は自分にとってストレスの表れだと気づくことができた」「思考の癖を考えることができ、とても面白い講義だった」と、様々なストレスに対する自分なりの対処方法に活用できそうです。

2020.12.07
9月 新人看護職員 フィジカルアセスメントⅠ-②研修

 9月1日・10日に、フィジカルアセスメントⅠ-②研修を開催しました。夜勤が始まり、一人で観察や判断する機会が増えてきた新人には、患者さんを正しく観察し、異常を発見する力が求められます。今回は、救急看護認定看護師から、フィジカルアセスメントに必要な問診・視診・触診・聴診・打診の方法と、アプローチの進め方(迅速評価・一次評価)、心電図の基本的知識についての講義を受けました。研修生からは「患者さんを看る視点、考え方が理解できた」「測定機器がない状況でもどのような状態かの判断ができると分かった」などの意見が聞かれ、研修を通して理解が深まった様子でした。
 またシミュレーターを使用して12誘導心電図の装着や肺雑音聴取を実践し、技術を学びました。「急変時や医師から指示があった時に12誘導心電図をスムーズに装着できそう」「肺音の正常・異常の違いが聞き分けられたので活かせそう」という反応があり、今後、現場で実践する自信がついてきた様子でした。

2020.12.07
8月 新人看護職員 急変時対応Ⅰ-①(BLS/AED)・夜勤導入前(報・連・相、災害対応)研修

  8月5日・7日に急変時対応Ⅰ-①(BLS/AED)・夜勤導入前研修を開催しました。急変時対応研修では、集中ケア認定看護師から一次救命処置(BLS)と自動体外式除細動器(AED)の使用方法について講義を受けた後、少人数グループに分かれて、人体模型を使用しながらBLSの流れを実践しました。研修生からは「何度も繰り返し実施できたことで身についた」「改善点を明確に伝えてくれたので、改善しやすかった」という意見が聞かれました。
 夜勤導入前研修では、夜勤が始まる8月後半に向けて、安心してスムーズに開始できるよう、正確な報告・連絡・相談の方法と災害時の自己の役割について講義を聞きました。夜勤での報告・連絡・相談の重要さやタイミングについて学び、災害時の役割については、避難順位や方法、火災・地震発生時の初動態勢について学びました。グループワークでは、災害時に危険になりうる環境について同期と話し合い、普段から災害に備えた環境整備の大切さを学びました。