看護部ブログ
2022.06.24
新人研修 フィジカルアセスメントⅠ-③、急変時対応Ⅰ-②

 11月2日・11日にフィジカルアセスメントⅠ-③と急変時対応Ⅰ-②研修を開催しました。新人看護職員は先輩看護師のサポートを得ながら夜勤業務を開始しています。夜勤の開始に伴い新人看護師が患者さんの異常時の第一発見者となることが想定されます。そこで、今回の研修では夜勤を想定した動画を用いてシミュレーションを行いました。想定された場面で異常の発見やその対応、患者さんの安全を守るための予防策をグループワークで検討しました。研修生からは「異変が起きている時、冷静さを失わず患者さんの様態を評価できるよう頑張りたい」といった声が聞かれ、夜勤中に何か異変が起きた際の対応方法や、起こり得る急変の場面で自分1人で何とかしようとするのではなく、応援を要請し他のメンバーと協力し連携するというイメージが付いたのではないかと思います。次回の研修では今回の学びをもとに実際の場面でどのように行動するのかを体得します。

2022.06.24
新人研修 看護過程Ⅰ・ソーシャルスキルトレーニング(SST)③研修・静脈注射看護師育成基礎コース

 10月29日に看護過程Ⅰ・SST③・静脈注射看護師育成基礎コース研修を開催しました。
 今回の研修ではヘンダーソンの看護理論に基づいた看護過程について学びました。研修生からは「患者さんの全体像を理解する時に活かせると思う」との声が聞かれ、看護実践に結びつけて受講することができたようです。
 SST③では、職場における対人関係を営みやすくするスキルについて、これまでSST①②で学んできたスキルを活用した場面を振り返りました。研修生は「グループメンバーの事例を聞いたり自分を振り返ったりすることで人との関係性の築きやすさにつながると思った」と、気付きを得ることができたようです。
 静脈注射看護師育成基礎コースでは、中心静脈カテーテル管理、抗がん薬や免疫抑制剤薬の知識と投与管理について学びました。今後特殊な薬剤を扱う場面も増えていくため、新たな知識を積み重ねることができたようです。

2022.06.24
新人研修 医療安全KYT・夜勤の過ごし方

 10月14日、医療安全危険予知トレーニング(KYT)・夜勤の過ごし方研修を開催しました。
 危険予知トレーニングでは、KYTシートを用いて危険の予測から具体的な対策の樹立、行動目標の設定をグループで事例を用いて検討しました。研修生からは「危険予測から具体策を挙げるまでの考え方がわかった」「いつでも危険がある事を認識できた。患者さんが安全・安楽に過ごせるよう環境整備をしていきたい」など、臨床現場に潜む危険を予測するとともに、安全を守るための具体的な方法を考えながら行動することが必要であると感じたようです
 また、夜勤の過ごし方研修では夜勤や交代勤務による心身への負担を知り、生活の仕方についての講義を受けました。看護師が心身ともに健やかに過ごすことで、患者さんに対して安全な医療を提供できるということを学ぶことができました。

2022.06.24
新人研修 6ヵ月フォローアップ

 9月29日、6ヵ月フォローアップ研修を開催しました。
 今回の研修ではアイスブレイクを行い、普段会うことが難しい状況になっている同期の仲間と協力しリフレッシュしました。同期との楽しい時間を過ごすことができ笑顔がみられていました。現在新人看護職員は一人で任される場面も増えてくる中、先輩のサポートを受けながら日々忙しい業務の中で沢山のことを学んでいます。特に、先輩看護師や患者さんとの関わりを通して学ぶ経験は新人看護職員の心に強く残っていくものとなります。今回、そのような自身の経験を看護場面レポートとして振り返り、仲間と共有しました。研修生からは「メンバーにフィードバックしてもらえて自信になった」、「周りの看護場面の話を聞き、私もこんな風な対応ができたらと参考になった」など、日々それぞれの場所で奮闘する仲間の経験や思いを知り、勇気づけられた様子でした。また、「出来るようになったことに目を向けられた」「前は緊張していた処置も、患者さんの気持ちを以前より考えながら臨めた」など自身の成長を感じられる機会にもなったようです。

2022.06.24
新人看護職員 フィジカルアセスメントⅠ-②研修

9月7日、17日にフィジカルアセスメントⅠ-②研修を開催しました。夜勤が開始となり、新人看護師が一人で患者さんの病室へうかがう機会が増えてきます。そのため、患者さんを正しい方法で観察し、異常を発見する能力を身に付けることが求められます。そこで今回の研修では、生命に危険な徴候を察知するためのABCDEアプローチの思考や、12誘導心電図の装着について学ぶ機会としました。
 研修生はフィジカルアセスメントに必要な知識や解剖生理、迅速評価についての講義を受けた後、想定された患者さんについて、迅速評価と1次評価に則り机上シミュレーションを行いました。研修生からは「意識して観察し、変化を感じたらすぐに報告したい」「急変するかもしれないという意識を常に持つ」「ドクターに報告する際の練習になった」といった声が聞かれ、研修を通して理解が深まった様子でした。
 また12誘導心電図について講義動画を視聴し、シミュレーターを使用して装着を練習しました。研修生からは「心電図はなかなか勉強しにくい分野なのでわかりやすい動画で良かった。」といった声が聞かれました。